命が尽きるまで無意味な喜劇を演じ続ける
何処にも摩擦のない凛とした首相の僅かな傾きが
けれど何か、決定的な何かが
今、無自覚な狂乱の中で崩れ落ちた
たったひとつの絆に愛に真実に
揺るぎはないはずだと信じていた
なだらかな破滅を見つめるエルヴィナよ何を思う
誰もが願っていた善意に満ち溢れた社会で
恐怖と裏返しの安寧に嘆息した刹那
「国家のない国に生まれたかった」と云うあなたは
ただ穢れなき、いやそれこそが穢れだというのか
たったひとつの正義はいつも
思考を停止しやがて暴走した
気づけば天を仰ぐばかり
死で何を果たすのか
何を守るのか
ああ己の絆の愛の真実の
相対性をまず前提として
群れを成す羊は何処へ向かうのか
気づいているのに
知っているのに